令和5年 厚生委員会

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7520【福山地域支援課長】  再犯防止推進計画について御質問いただきました。委員がおっしゃるとおり、犯罪を犯した方というのは、計画策定の議論の中でもございましたが、本人の意思だけでは止められない方で、例えば依存症とか障害とか、いろいろな特性を持ちの方で、その犯罪につながってしまうという方もいらっしゃると思います。そういう形、まずこの計画をなぜ今回新たにつくるかというところの話なのですが、再犯を防止するための計画ということで位置づけてはいるのですが、ややもするとその再犯を防止するというのが、地域による監視社会の助長みたいな、管理するということでも受け取られかねないと思っております。
 そういう管理するということではなく、地域の市民生活を包摂するようなことが重要だと考えていますので、どちらかというとこのタイトルに、あえてこの基本目標を書いたりしているのですが、管理して再犯を防止するための計画ではなく、包摂の理念により、犯罪をした人も含めて、一人一人が排除されず、社会の一員として取り組み、支え合うという考え方の下、皆が安心して暮らせる計画にしたいと考えております。
 保護司のところの書きぶりが少ないのではないかということなのですが、民間の力として、やはり保護司の先生の皆様には、この再犯防止、それから犯罪の防止というところには、かなり力をいただいております。保護司の先生にも計画の策定委員に入っていただいて、そういう視点から再犯防止推進計画には御意見をいただいております。
 書きぶりについては、我々は当然この保護司の先生が民間の力としてある、民間ボランティアとしてあるということは理解していますが、一般の市民の皆さんに伝えていくというところでは、その辺の書きぶりはちょっと今日いただいた御意見もパブリックコメント等と一緒に、本計画にまとめるときに検討して、修正を加えていきたいと考えております。

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