7631【江波戸保険年金課長】 2点の御質問をいただきました。
1点目は、財政健全化計画に基づいて、今回の税率改定で、今後もそのように進めるかという点についての回答です。今回、2年に一度の税率改定につきましては、先ほど申し上げた財政健全化計画に基づいて行ってございます。今の財政健全化計画が令和17年度までの計画期間でございますけれども、今、東京都のほうが、都の運営方針を改定中でございます。その改定内容ですとか、今の武蔵野市の国民健康保険事業会計の財政状況等鑑みつつ、財政健全化計画も見直しが必要であれば行っていく必要があるかなと考えております。
2点目の運営協議会での御議論でございますけれども、今回諮問をさせていただいた案に加えて、2つ、計3点のパターンをお示ししてございます。ほかの2つの案は、低所得者層の上げ幅というものは少ないものの、現役世代への影響が大きく、運営協議会におきましても、現役世代の負担感がないように実施することを希望するという御意見がございました。
そのほかにも、保健事業に関しまして、赤字解消に向けて、歳出の適正化という視点で医療費を減らすことが重要ですので、保健事業ですとか健康寿命延伸への取組をもっとしっかりやっていただきたいとの御意見をいただいております。
また、1人当たりの保険料の比較という点では、国民健康保険のほうが社会保険に比べて低く見えるのだろうけれども、社会保険から国民健康保険事業会計のほうに交付金として支援しているということを鑑みますと、今回の税率改定というのはやむを得ないことなのではないかという御意見もいただいております。
また、納付回数についての御意見もございまして、今回の引上げに伴い、今、国民健康保険税は、1年間8期に分けてお支払いをしていただいておりますけれども、平準化の観点から、もっと回数を増やしたほうがよいのではないかという一つの御意見、一方で納期について、回数が増えると逆にちょっと負担感があるという反対の意見もございました。
以上です。