7729【長坂相談支援担当課長】 本市の介護予防事業というところでございますが、本市では平成12年から、住民主体のサービスであるテンミリオンハウスですとか、不老体操だとか、地域健康クラブなどによる、一般会計による事業を多く実施しておりました。総合事業開始時に新たなサービスをつくる必要がなくて、これらの事業を総合事業に相当するサービスと位置づけて、フレイル予防についても行ってきたというところがございます。
なので、今この要支援1・2の認定を取ってサービスを受けようとする方の新規の平均年齢というのは、全国や東京よりも高くなっております。そういうのはやはり、こういった一般会計でたくさんできる事業がございますので、そちらに通っていただいて、そこでもまた状態が悪くなったりだとかといった場合に、そこに通い続けたいために、この介護保険を申請していただいて、こういった通所型だとか訪問型のサービスを受けていただいて、継続しているという方が多いかと思います。
若い方、70代の方に関して言えば、それでも、また元気になってそのサービスを終了して、元の生活に戻る方も、もちろん中にはいらっしゃいます。ただうちは平均年齢が高いですので、やはり80代、90代になると、そのまま維持し続けるということが大切ですので、そのまま要支援1・2をなるべく維持しながら、通所介護や訪問介護のサービスを使っていただいて、元の生活、テンミリオンハウスやいきいきサロンもきちんと続けていただくというような状況に今なっておりますので、今後もそういったものをやはり考えていかなければならないということ。
ただ、人数的には今後増えていきますので、その状況に応じて、どういったサービスが必要なのかというところも含めて、今後考えていかなければいけないというふうに考えております。