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2111【射場下水道課長】 まず一般会計繰入金についてのお話でございますが、下水道事業会計につきましては、やはり受益者負担の原則というところがございまして、委員がおっしゃるとおり、総務省の繰り出し基準に基づきまして、一定割合を税金で賄っていただいているところとなっております。
そこの費用につきましては、経営戦略本編のほうの25ページの一番下になりますけれども、他会計繰入金という欄があるかと思います。そこは収益的収支分と資本的収支分ということでそれぞれ計上しておりますが、一番下の合計欄のところを御覧いただくと、令和5年度が9億6,000万円程度の見通しとなっておりまして、令和14年度が10億9,300万円というような状況となっております。
ほかの自治体の状況としましても、下水道事業経営が赤字経営になっている中で、やはり一般会計から赤字補填というのをやっている自治体が比較的多い状況にあるのかなというふうに認識しております。ただ私どもの市では、今のところは黒字で経営できておりまして、そういった赤字補填をしないで済んでいるところは、健全な経営をできているのではないかなと思っております。
あとは、シミュレーションの繰入金の実績値に基づきというところなのですけれども、これはすごく細かい話になってしまうのですが、繰り出し基準につきましては、3条の維持管理の費用ですとか、委託費とか、補助金とか、それぞれかなり細かく繰り出し基準というのが定められています。その中で、どうしても前年度の水量の実績に基づいて比率を出さないといけないところなどがございますので、そういった部分の表現を実績に基づいたというふうに、ちょっと記載させていただいているところでございます。
以上です。