令和5年 建設委員会

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2131【射場下水道課長】  まず下水熱のお話ですけれども、我々は環境部という中で、やはり新エネルギーの活用について少しでも何かできることはないかということで、下水道分野の中では下水熱の利用がされている事例もございます。すみません、令和元年時点のちょっと古いものになってしまうのですが、31件程度、その時点では事例があるということです。ただ比較的寒冷地のほうで、やはり冬は外は寒い。ただ下水の中は暖かい。その温度差を使ってエネルギーを回収するというシステムのようで、それが武蔵野市の中でどこまで対応できるのかというものを、調査・研究していきたいなというふうに考えております。
 2点目のおむつの受入れにつきましては、本編の55ページを御覧ください。3)の新たな社会ニーズへの対応ということで、こちらも今の下水道分野における新たな取組としまして、やはり介護関連施設において大人の紙おむつといったものの保管場所とか収集場所の衛生の問題ですとか、そういったものを解決する一つの方法として下水道が利用できないかということで、紙おむつの受入れについて調査・研究されているところです。
 ここでは、ちょっとすみません、図5−5が見にくいところはあるのですけれども、Aタイプ、Bタイプ、Cタイプという3つのタイプがあります。
 Aタイプにつきましては、もう完全におむつと汚物を別々にして、汚物のほうだけ捨てていく分離型というものです。なので、そこまで大きく下水道の水質に影響を与えるものではないというふうに考えております。
 Bタイプというものは、汚物が入ったおむつをそのまま破砕機の中に入れて、その破砕機の中で、その紙おむつの部分と汚物の部分を分離する機械になってまいります。その分離した紙おむつの部分についてはごみとして回収して、汚物のほうは流していくというものです。こちらについても水質の影響についてはそれほど大きくないのかなと。
 ただ、一番右側のCタイプのものは、もう完全に破砕をして、下水道管に流していくというタイプになりますので、こちらは市内の9割が合流式というものが採用されている中で、やはり雨のときに河川に放流されることが懸念されますので、そのあたりについても本文のほうでも記載させていただいているところでございます。

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