
木崎剛
映像ID: 2392
2197【木崎委員】 それでは午後もよろしくお願いします。今の地権者さんの話はとても大切なことだろうとは思うのですけど、そもそもというか、今のこの計画、ビジョンに反対ということではなくて、その前段の話で、これから中長期的にはこの方向に動くのだろうということを否定しているものではないので、それだけは先に言っておきます。
この間、私が議員になってすぐの頃からですから、もう10年ぐらい前に、今の三鷹駅の北口のロータリーの改修が行われました。そのときから既に、改修する前から、した後も、何度も、私だけではなくてほかの議員からも、今の状態というのは危険性があるのではないかということで申し上げてきていたと思います。北側から進入してくる路線バスと、東側から進入してくる一般車両が交錯して危険。タクシー乗り場に寄せるタクシーと、乗降スペースからバス乗り場に向かう路線バスが交錯して危険である。3点目で、福祉車両停車スペースはあるが、タクシー乗り場とバス乗り場に挟まれていて、実態として車両を停止させることは困難である。4点目が、バスが正着できず切り返しをしなければならず、人と車、車両同士の接触事故の可能性があり危険である。5点目に、一般車両の停車スペースがない。そのため現状はどうなっているかというと、自家用車で駅まで送迎してきた通勤通学する市民は、ロータリー内の島側で降車、ないしはど真ん中で止めて、車両が行き交う中を横断してくる危険性があるというようなことを、何度も指摘させていただいていますが、これについて、この先どのように解消していくのだろう。
ずっと先は形を変えるからいいのですけど、今既にこのことについては、実際にはこの間、松下市長になってからも含めて、ロータリー内のバス、タクシーが大変危険であるということの認識はあるというふうに御答弁もいただいています。それに対しての手当てというのは、まず先にどういう方向でできるのか。1つでも2つでも手当てをしていかないと、では15年後、20年後、きれいな形になるからそれまで待っていてと言って、終わりにするわけにはいかないと思っているのです。
この話自体、今日のこれを否定するのではないのだけど、その前段のところも踏まえて、こういうふうにするためにはどうやってやっていかなければいけないのか。今だって、今日だってそうですけど、危険な目に遭っている方もいらっしゃるかもしれないし、様々事故が起こる可能性は否定できない状態のものを、市はそのまま放置するというふうに思わないので、その辺りの考え方というのは最初にお聞きしたいと思います。