2198【高橋まちづくり推進課長】 現在の広場での交通環境の問題点に関する御質問でございます。これまでも木崎委員のほうから御質問等を受けて御答弁さしあげてきたこととかぶるところもあるかもしれませんが、現状の広場の面積で、現状の交通体系の中で、現在の課題をどういったことで解消できるかというようなことを、事業部隊のほうで幾つものパターンをつくって検討した経緯がございます。
それにつきましては令和元年頃から、警察ですとか交通事業者ですとか、実際に関東バスさんに路線バスを持ち込んでいただいて、どういった形で正着できるですとか、あとはムーバスのバス停についてはどれだけ動かせるのかですとか、議会の皆様にはお示ししていませんが、いろいろな形で検討を進めてきたことはこれまでも御答弁してきたとおりでございます。その中で一定結論づけた結果として、現在の限られた広場面積、現行の交通の中での解決というのは困難であって、当時検討した整備案も何かしらの課題が残ってしまって、基本的には大きな改修が必要になっているというところでございます。
大きな考え方として、事業部門が積み重ねてきたその結果を受けて、課題解決には、今お示ししています交通体系の再編ですとか、駅前広場の2ロータリー化、駅前広場の拡張、この3つの方針がどうしても必要なので、三鷹ビジョンに合わせたこの考え方を前倒ししてやっていきますという報告を、以前からさせていただいているところでございます。
一方で、ではどういったことを具体的にやってきたのかというところでございますが、基本的に一番危険だと思ってございますのが、中央にある交通島の送り迎えの右側の、停車して人を降ろしてバスが通行するところの人の横断だと思ってございます。それに関しましては、右側駐停車を禁止するポールというものを、令和元年ですか、設置させていただきまして、その後の交通量ですとかそういったところを注視してきた経過がございます。コロナの関係も影響している可能性はございますが、全体の交通量、広場内の右側駐停車ですとか、その辺の車の量というのが減っているところがございまして、現在はポールを設置していない状況です。
そういったことから、警察ともこれまでもいろいろ連携して、いろいろなできることというのは相談してきましたけれども、今の減っている状況、また増えるかもしれませんけれども、そういった広場内の交通環境を注視しながら、できることはやっていきたいと考えているところでございます。