2230【桜井委員】 ありがとうございます。今御答弁いただいたことはまさに私も感じておりまして、サンプル数が少ないので、あまりこれを一般的な傾向として言うのはどうかなと思うのですが、このコロナ禍の状況の下で、三鷹駅近隣、武蔵野市に本社を構えていた大規模な事業者のうち幾つかが、もうこの間本社を移転したというようなことも聞いています。
これも今御答弁の中であったように、三鷹の優位性というのは中央線の大きな駅であるということと、総武線、東西線の始発駅であるということで、通勤に非常に便がいいということがあって、そのことが企業にとっても本社を置くメリットになっていたと思うのですが、コロナ禍の状況の下でテレワークが進んで、必ずしもそういった通勤面での優位性が最優先の事柄でなくなってきたという状況があるのかなと。
ただ一方で、これは一時的なものなのかどうなのかというのもあって、今策定を進めている計画の中で、これを今後も続く傾向として捉えるのか、あるいはコロナ禍が収束した暁にはまた元のように、オフィス機能というのが引き続き高い需要を得るのか、この辺りはちょっと今なかなか分析が難しいところだなと思っているのですが、計画の中ではどうやって反映していくお考えなのか、その辺り、もう少し詳しくお聞かせください。