2267【栗林交通企画課長】 この電線共同溝の整備の費用の見合いというのはなかなか難しいところで、今、国であったり東京都であったりが、コスト縮減に向けた検討をされています。その中で、我々としてやらなければいけないのは、何を選択して何の効果が得られるのかというところなのだと思います。少なくとも言えるのは、この31ページの中で、無電柱化計画路線で10年間やりますよといったところにつきましては、これは是が非でもやっていきたいという思いは強いです。ただその中でも、今、電線共同溝がこういったものだからこれだけかかるということをそのまま採用しようとは思っていなくて、当然、今つくられる最新の情報、技術、それを導入すべきだと思いますし、また、電線共同溝方式といったらいいですか、それによらない方式も実はあるので、そこは、では例えば補助金が入れられないかもしれないけれども、総体的に見て安いのかどうなのか、そういったようなことも選択して、実はこれまでもこうしてきていますので、そういったようなところを考えながら進めていきたいというふうに考えているところでございます。
以上です。