
木崎剛
映像ID: 2392
2266【木崎委員】 なかなかお答えは難しいのだとは思うのですけど、今の、道路幅を広げるというのは難しいと、もちろん難しいと思います。だからそれこそ計画線を引かなければ無理だと思います。ただ、その中で、これはできる、できないもそうですけど、可能性としては、今、ではそこに電柱があるとすれば、その電柱を地中に埋めて、要は無電柱化することによって、実際の幅を少しでも広げるという可能性はあると思うので、特に、そうやって公共のバスが走っているようなところで歩道空間がうまく確保できていないというのは、そういうことも検討項目として入れ、なおかつ、優先度が高くなる可能性があるのかなというふうに、今回のこれをいろいろ読んでいてそういうふうに感じましたので、あえて言わせていただいております。
それで、今回のこの17号はチャレンジということで、ほぼ補助金だけでいけるということだと思うのですけど、無電柱化するには、通常の電柱が立っているものに比べれば相当なコストがかかるということなのですけども、費用対効果という表現で全てを言うつもりはないですけど、この辺りの費用の見合いを検討した結果のラインというのは何かしらお持ちであって、要は、必要性はあるのだけど、費用的にかかり過ぎるからこれは無理ですねとかというのは、やはり検討の中で落とされてしまうのですか。必要性が高ければ、もう何が何でも造るというような考え方でやっていくのか。この辺りは教えておいていただきたいと思います。
何でこんなことを聞くかというと、この間、30年以内に70%の確率で大震災、大きな地震が起こると言われていて、もう何度も何度も言われているけども10年たったよねとか、すぐそういう話になって、でもそこからまた30年だという話にはなりますけど、でも、かなり確率が高いのだという認識を大多数の方がお持ちであるというふうに考えると、そういう意味では、やはりそこにはしっかりと手当てをしていかなければいけないのかなという思いが私はあります。ただ、それにおいても、やはりコストのところは検討していくべきだというふうに思っているところもあるので、その辺りの見合いというのはどういうふうに考えているのかは、お聞きをしておきたいと思います。