2283【栗林交通企画課長】 まず、不明管のところですが、これまでも様々な工事で、不明管でなくても、例えば水道管が不要になって新しいところへ入れるときにというところで、やはり効率性ということを考えています。例えば水道かもしれないですけど、そこに下水を入れると。そこについては、掘削は下水でやるけれども、水道の撤去費は水道でやるとか、そういったようなところで調整しながらやっています。なので、必ずしも不明管があるから全て撤去しているというわけではございませんで、その状況を見て、道路の維持管理上好ましくないものは当然取るということがありますし、そのときの状況を判断しながらやってきているというのが今の実情でございます。
それから桜への影響については、これは一番考慮しなければいけないことだというふうに思ってございます。ここにつきましては、この絵を見てもらえれば分かるのですけど、やはり車道の部分というのは固い層があるので、根っこがそっちに行っていないというのが分かってございます。どちらかというと歩道側に向いて、だから車道のほうに傾いているということなのですけれども。あとは、根っこを誘導するというような工法も今あったりしますので、要は、空隙をつくってやれば、そっちのほうに行くといったようなところもございます。ただ、その条件としては、支持根というのをいかに切らないようにやっていくのかというところが大事だと思いますので、様々な掘削位置、無電柱化の、様々今検討して、ここの保全、一本でも多く。当然全て残すのが一番いいとは思っていますけれども、そういったようなことを今検討しているところでございます。