2744【恩田副市長】 今般、学校でああいう形になりましたけれども、あの件に関しましても、入札の在り方はどうしたらいいかということを、1年かけて庁内で横串を刺して検討してきた結果、学校の発注に、調達における総合評価制度を採用しようという形の中で運用したというところがございまして、そういう意味では、日々物価の上昇の機運ですとか、そういうのも捉えながらやっているところでございます。
もう1点、我々として立ち居振る舞いがなかなか難しいのは、では事業者のヒアリングをどういう段階でどういうふうにしたらいいのだという問題がございます。これはやはり契約をする以上、公的機関として、癒着ですとか、そういった大きな問題も出てきますので、それは一線、壁を隔てて対応しなければいけないというところがございますので、そういった対応は職員は肝に銘じて対応しているということで、今回のサウンディングにつきましても、やはり正確な情報をどういうふうに入手するかということで、慎重な対応をしてきた結果でございますので、その辺は御理解いただきたいと思います。
それからもう1点、6月の補正はいかがなものかというお話でございますが、確かに当初予算、3月に審議をいただいた案件につきましては、そういう形で年度で執行していくという、我々執行部としての義務がございますけれども、本当に6月の補正ってどうなのかと思われるのも分かります。ただコロナの問題もあって、国がああいう対応をしているので、6月補正全体も、これは国から下りてきている支援事業を中心に捉えておりますので、そういう意味での補正の組み方をさせていただいております。
その中で今回債務負担として、公営企業会計ではありますけれども、そちらの下水のほうは債務負担、これは予算というよりは、次年度以降の執行に対して契約をしますから、その約束事を議会のほうで認めていただきたいというようなお話での上げ方でございますので、その辺も御理解いただきたいというふうに思います。