
西園寺みきこ
映像ID: 2488
2826【西園寺委員】 では一言だけ。今日は行政報告なので、この間、若手職員の皆さんのプロジェクトチームが、ここまでロードマップ的なものをつくってこられたことには、まず敬意を表したいと思っております。市制100周年というその節目を狙うということになれば、私も含めて大体もうリタイヤしてしまっていて、ここにいる東山委員くらいはそのときは現役ばりばりなのかなというふうに思いながら見ておるわけでございます。そして、今ここの場にいない、管理職ではない若手の職員さんたちが育っていくということを、ずっとこの大きなテーマに取り組むことによって、若手の方が、武蔵野市、吉祥寺エリアも含めたまちと一緒に、市民と一緒に育つということを考えてこられたということ。これは私はすごく大事なことだと思っておりまして、これは、その価値観というか、ずっと大事にしていっていただきたいなというふうに思っております。
来年は、このキックオフイベントという形で少しずつ影が見え始めるというのですか、イメージが見え始めるということですから、社会実験の地道な取組を含めながら、これを一歩一歩着実に進めるということをお願いしたいと思います。
私が議員になりたての頃に、よく複数の先輩の議員から聞いた話があって、元市長が武蔵境駅の北口の再開発のときには、御自分が鉛筆をなめて線を引いたのだという話を複数の方から聞きました。それは本当かどうか、私が現場を見たわけでないので分かりませんけれども、大きなまちの再開発というか、地権者の方の利害関係を整理するというのは本当に難しいことであって、市民参加を広げれば解決するという簡単なものでもないし、パブコメをいっぱい取ればいいというような、そんなものでもないし、本当にこれは高度な取組であるというふうに思っております。だからこうしたらいいという建設的な提案ができないのは本当に申し訳ないなと思いますけれども。
いずれにしましても、こうやって一歩一歩進めていくということを私も市民の方にもお知らせしたいと思うし、関心を持っていただくように、そして、子どもや孫の住む将来の武蔵野市のために一緒に考えてと言いたいなと思っています。これはだから質問ではなくて、行政報告に対する意見でございます。
以上です。