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東山あきお
映像ID: 2542
3011【東山委員】 要望2点、質問2点、お伺いさせていただきます。
そもそも本市は下水道に課題を抱えていて、下水処理というのは本市における永遠の課題だというふうに理解をしています。その中で赤字が大変な中で、下水道課の皆様を先頭に御尽力いただいているというのは理解をしております。一方で市民の皆様からすれば、繰り返しになりますけれども、3%を超える物価上昇が1年続くという歴史的な物価高で、税金は据置きで、森林環境譲与税のような細々した増税──これをステルス増税と世の中で言うそうです──で、日に日に国民負担率は上がっているというところでございます。
これは他の委員からもありましたけれども、なぜ今改定なのかという、そこを深掘りしたくて、市独自の景気予測やマクロ経済分析を行って、市民の皆さん、国民負担全体を考えて、今がピークだから値上げは例えば1年ずらそうとか、計画に基づいて逆に4年ごとしか見直せないではなくて、これは柔軟に対応していただきたいというような要望を申し上げます。
要望の2点目としては、こういう問題は下水道課の皆さんの問題だけではなくて、市全体として考えていただきたいと思っておりまして、国民負担率といいますか、物価の面、それから税制の面から、市全体として分析し続けていただきたいというふうに思っています。
質問として、これは市長、副市長に伺いたいのですけれども、こういった分析の下、下水道を上げる分だとか、物価高に対応する分として、政治判断として、例えば市民税を減税するというか、そういう連動した補助的な経済政策は今の時点では検討できないでしょうかということを、1点お伺いいたします。
2点目として、このような明快な財政シミュレーションをいただいていますけれども、市民の皆様のお気持ち、どう納得いただくのかはすごく大事だと思っています。会計として独立しているから云々というのも市民の皆様には関係なく、財政はいいと言っていたのに値上げかみたいな形で、努力が足りないみたいな指摘もたくさん受けるのだろうなと思いまして、冒頭に、市長にその思い、その背景も御説明いただきましたけれども、市民の皆様にどう広報、告知をしていくのか、その方法についても、改めてちょっとまとめてお伺いしたいというふうに思います。