168【吉村子ども子育て支援課長】 令和3年度から子どもの権利に関する検討委員会が始まりまして、毎年武蔵野市ではTeensムサカツというので、年に1回、3月の末ぐらいにワークショップを開くのですけれども、そのワークショップをやるために、1年かけて実行委員の子どもたちを集めて、どんなふうにワークショップをやるのかの集まりがあるのですけど、それに令和3年度は17人の子どもがいて、検討委員会が2か月に1回──ちょっと少ないのではないかとおっしゃっていたのですけれども、奇数月に検討委員会があって、その合間、偶数月に子どもたちがそのことについて、今検討委員会はこんなことをやっていますということと、子どもたちの意見であるとかを話して、それをまた検討委員会にお話ししてということをやっておりました。
それで、最後の3月29日にTeensムサカツ2022春をやるときにも、34人の子、たかが34人と思うかもしれないけれども、本当に1クラスの子どもたちが集まって、しかも初めて集まったので、そういう権利とか分からないというところを、その17人の子どもたち、17人全てはいなかったのですけれども、その子どもたちが1年間通して学んできたことをその子どもたちに教えて、権利ってこういうものだけど、みんなで子どもたちの言葉をつくるときにどんなことが必要かなということをやって、この子どもたちの言葉のエッセンスをつくったのです。
それで、令和4年度はまた新たにその実行委員の子どもたちを集めたところ、今34人の子どもたちが、この子どもたちの言葉、そのエッセンスを集めたものを文章にしてくれたりということを、いろいろ本当にやっていただいています。パブリックコメントは、今お示しした数の子どもたちがやっておりますし、今度また3月の末にTeensムサカツ2023春というのをやるのですけれども、既にたくさんの子どもが集まって、すごく応募もきております。
そのときに、権利が尊重されるまちってどんなまちかなというようなことをみんなで話し合ったりもすると思うのですけれども、同じ子どもかもしれないし、限られた子どもかもしれないですけど、本当にすごくたくさんの子どもが、武蔵野市のこのパブリックコメントにもすごくいい意見とかも出してくれていますし、何人と言えばそれだけの子どもなのですけれども、我々と一緒に考えてくれた子どもたちだと思っています。