178【吉村子ども子育て支援課長】 すごく私も勉強になりました。課長になって3年で、この間3年、この条例について検討してきているのですけれども、本当にこの3年で、保健センターもそうですし、条例もそうなのですけれども、結構いろいろ武蔵野市で考えていることを、後から国とかが言ってきたなというような感じがあって、それというのは、やはり武蔵野市が、市民とか職員とか、いろいろな人たちの声を聴いて、母子保健と子どもは一緒のほうがいいのではないかとか、権利条例というのはこういうふうにしたほうがいいのではないかということを、みんなで考えてきた中でよりよくしていこうとした中で、ああ、国とかもそう考えているのだというところがあったなとは思っております。
また、ちょっとさっきの話に戻るのですけれども、すごく勉強していった中では、いじめを一緒に入れたというところで、最初いじめも一緒に入れるのはどうなのかなと思っていたのですけれども、それはやはり総合条例の中で、検討委員の中でもいじめというのはすごく大事な要素として入れるべきだというところがあった中で、いじめ防止対策推進法の中では、児童はいじめをしてはいけませんということが書いてあるのですけれども、それをそのまま条文にしたときに、市民の皆さんから、児童はというところで禁止しているのってどうなのだろうとか、ただいじめをしてはいけないと禁止するだけではなくて、権利を侵害する行為だからいけないということをきちんと書いたほうがいいのではないかと、市民の皆さんからも議員からも意見があったと思うのです。そういう中でよりよい条例になっていったし、権利条例の中にいじめがあるということの意義もあったと思いますし、そういうところを我々も一緒に学びながらつくっていけたかなとは思っております。