
山本ひとみ
無所属むさしの現職
映像ID: 2421
254【山本委員】 ありがとうございます。今回かなり細かい時点で丁寧な対応があったと思いますが、その背景として、私も経験しましたが、自治基本条例が全会一致で採択されて、その中に市民参加の仕組みについても書かれておりまして、それを生かしていきたいということがありましたので、それはよかったなと思っております。
続きまして、条例そのものに入りますが、子どもの権利条例というのは、もともとというか、この児童の権利に関する条約というのは、日本の批准が1994年4月22日で、発効は1994年5月22日であります。ですから30年近く時間はたっているわけですけれども、今回武蔵野市にふさわしい条例をつくろうと努力されて、かなり丁寧にこれまで検討を進めてきたというふうに私は理解しております。
その中で、最初の前文のところに文章があります。ここに、「次に掲げる子どもたちのことばが実現できるまちを目指します」というのがあって、括弧書きがあって「わたしたち子どもは」というところから、「これらの願いが届くようなまちであることを望みます」になっていますけれども、こうした文章を入れた理由というか、背景をお聞かせいただきたいのと、もう一つは、今回この条例で、子どもの権利というのを8つにわたって詳しく書いていますが、子どもがそういった権利を行使する主体、権利の主体であるということは極めて大切なことだと思いますし、ほかの条例にもありますが、この権利の主体であることの意義をどう見ているかということを、2点伺いたいと思います。