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山本ひとみ
映像ID: 2421
260【山本委員】 分かりました。ありがとうございます。私は9月の文教委員会の議論の中で、家庭の問題というようなお話をしたのですけど、そのときにも「こども家庭庁の「家庭」というところに力点を置いて、子どもを育てるのは保護者の責任だとか、家庭教育が大事なのだとかということを強調し過ぎるということに関しては、私は問題があると思います」と。子どもは社会全体で育てていく必要があると思います。虐待というのがなかなか見えないけれども、ある場合もある。そういうことはなるべく可視化して、そして全体で支えていく。もちろん様々な背景があるから、虐待やいじめになる場合もあるわけですから、それを社会全体で支えていける仕組みをつくることが今も大切だということを伝えておきたいと思います。
意見ばかり言ってもいけませんから、あとは具体的なことを述べたいと思います。その具体的な問題の1番目、休息する権利について質問をいたします。私は休息する権利ってとても大事だと思うのです。子どもは学校にずっと行って、例えばいろいろなトラブルを体験したり、もしくはトラブルでなくても、在り方、制度にちょっと違うなと思うこともあるでしょう。そういう場合に、親に相談できなかったり、親に言えなくても、休みたいと思うことってやはりあると思います。
それが、ひょっとしたらサボっているとか、頑張らなければいけないと思う人が、もしかしたらいるのかもしれないけど、私は子どもが自分の意思で、しんどい、休憩したいというときに、それが権利として保障されている、休んだっていいのですよというふうに、そういうことができる環境が極めて大事だと思っているのですけど、いかがでしょうか。