263【吉村子ども子育て支援課長】 第3条の中に8つ権利を入れておりまして、その中の一つに休息する権利というのを入れております。やはり自分の意思で学ぶ権利であるとか、様々な権利が、総合的にきちんと子どもの自分の意思で行使されてやっていくということが大切であると考えております。
ただその中で、先ほどおっしゃったように、保護者の第一義的な責任というのは、それを駄目とか、その状況によっていいとかと決める権利ではなくて、その子どもの人格と尊厳を尊重して、その子にとって何が一番いいかを考えるということ、そこの第一義的責任は保護者にあるというところは否定するものではありませんので、子どもが決める、それはもちろん大事なことだし、この8つの権利の中では、意見を表明し、参加するみたいなところで、休みたいときちんと言えるというところも大事だと思いますし、それを、親としても、学校としても、市民としても、市としても、どうやって保障していくかというところが大事だと思います。
なので、子どもが休みたいと言ったら、それがサボっているということなのか、本当に休みたいのかというところは、きちんと周りのみんなも考えていかなければいけないし、子ども自身も考えていく必要があると思います。