
山本ひとみ
映像ID: 2421
281【山本委員】 御答弁ありがとうございました。今後ルートが1つ増える、委員が設置される、まだ条例はできておりませんけれども、そういう方向性が提起されておりますので、私はそういうこともあっていいと思っているのですが、今の御答弁に関しても、問題があったときに、やはりそれを関係者で共有して解決が図れるように、それは強くお願いしておきたいと思います。
最後になのですが、今後のことに関して質問をしたいと思います。第7章で子どもの権利擁護の仕組みができることを提案されておりまして、権利擁護委員についてここで提案されています。これについても以前聞いたときに、第三者機関ですかみたいな聞き方をしたときに、市長が委嘱するということがあるから、完全に第三者ではないけど民間で、行政とは別の機関が選ばれるわけだから、第三者機関的であるということで、私としてはこれまで、差別撤廃、差別是正ということを自治体ができるために、第三者機関が必要であるということをずっと言ってきました。
年齢、性別、国籍、性自認、性的指向、障害の有無、それからあとは出自にかかわらず、差別や偏見がない、誰もが安心して暮らせるまちをつくっていくためには、差別があったときに、それを指摘して、それを是正できる第三者機関が必要だということをずっと訴えてきまして、今回この年齢、子どもというのは年齢が幼い、18歳になっていないということで、権利侵害という差別があってはいけないということを、この条例で規定しようとしているわけで、大変これはよかったと思っているのですけど、そのための機関があるということが私は大変重要だと思うのです。
第三者機関的なものが置かれるということで、だからこれが独立した機関であるということが私は大変大事だと思っているのですけれども、一定教育委員会とか行政組織と別の権利擁護のための委員であるということを担保する上で、どういう点をやっていこうとしているのかを伺いたいと思います。