431【勝又子ども家庭部長】 大野田の学童クラブはもう従前から学校のほうにお願いして、スペースを確保したいと、ずっと学校に教育委員会と一緒に伺って話をしていました。ホールのほうをお借りするようないろいろな話があった中で、やはり学校として、もうあと貸し出せるところは、体育館の更衣室しかありません、もうそこしかないですと学校のほうに言われました。
私たちもその現場を見に行って、確かにちょっと、例えば体育館ですから中を通らなければいけないのです。体育館の中を通って更衣室に行きますから、そういう動線の話とか、あとは避難の関係から、躯体のところをぶち抜いて物を造らなければいけないのではないかとかと、いろいろ議論があったのですが、学校から、もうそこしかないと言われてしまったものですから、私どもとしては、もう本当に苦肉の策というか。それでも子どもたちの人数は増えています。15人ぐらいしか入れないとは分かってはいましたけれども、それでも待機児を出さないという方針から、そこを使った工事の見積りを取って、予算化して、当初はそこを工事するという予定で当然進んでおりました。
先ほど課長からも話があったように、その話が、もう設計する段階のときに、パークタウンさん、URさんのほうから、そんなに困っているというか、大野田がそういう状況であれば、いい環境で学童の保育をすることもできるのだったら、今利用が少ない第2集会室というのも一つの方法ではないですかというような御提案もいただく中で、市としても。ただ、そこでもまだそこを使えるか、使えないのかが決定したわけではありませんから。それはもう住民の方もそうですし、自治会の御理解もいただかなければいけませんし、提案はあっても、URさんもそこで本決まりではありませんから、一緒に協議をさせていただいて、多少時間がかかります。
ただ、そういう話があった以上、工事を進めて、ダブルでいくというのはなかなか。URを選択したときには、この工事が無駄になってしまう可能性もありますから、一度工事を止めて、まずURとの協議を優先させたというところがあります。ですので、当初工事は当然行っていないのですけれども、そういう時間的なものの中で、市として子どもの環境を一番最善でできるのはどこなのかというのを主眼に置いて検討して、そして結果的にはこういうような形になったということですので、当初工事ができなかったことは当然そのとおりですけれども、私どもとしては、子どもが一番いい環境でできるところはどこかというところを一応主眼に置いて検討を重ねた結果が、こういう形になったというふうに認識しています。