629【西館学校施設担当課長】 まず1点目の不調の件でございますが、今回不調になったことについては、我々も大変申し訳なく思っております。なるべく影響が少ない形で、今後改築を進めたいというふうに思っております。
それと不調の説明に関しましては、繰り返しになりますが、やはり今後のスケジュールが、保護者の方々は当然影響が大きい話でございますので、我々としてはそことセットということで考えておりましたが、そういった御意見があれば、今後につきましては、まず不調が起きましたということは何らかの形でお知らせするように、改善はしてまいりたいと思います。
それと、仮設校舎の揺れの件でございますが、第一中学校と第五中学校のほうに、生徒さん宛てでアンケートを実施させていただきました。現在集計作業中ではございますが、第一中学校と第五中学校は仮設校舎の建設をした業者さんが違います。
第五中学校のほうは、揺れ、それから音等については全然問題ないというお話を、校長先生からはいただいているところなのですが、第一中学校につきましては、やはりアンケートのお子さんの声も、第五中学校に比べると、振動と音についてはかなり多くの御意見をいただいたところでしたので、こちらで構造計算書のチェック等を行いまして比較をしたところなのですが、まず地震に対する構造計算上の比較については、特段大きな違いはございませんでした。ですので横揺れというよりは、長期と言うのですけれども、縦の方向の揺れ、恐らく床のゆがみが影響しているのかなというふうに、ちょっと我々としては考えております。ですので、まず地震に対する安全性というものは、建築基準法の規定の1.25倍で仮設校舎についても設計して施工しておりますので、そこについては問題ございません。
あと、一方の通常時の揺れにつきましては、子どもたちが歩いたりするときに、第五中学校よりも第一中学校のほうが、恐らく床のたわみが少し大きいのかなというふうには考えておりますが、そこについても、特段構造部材等も我々は検査もしっかりして、設計図どおり施工はされておりますので、本当に何が原因なのかというところは、ちょっと最終的にはまだ確認できていないところではございますが、施工した業者のほうにもヒアリングをしているのですけれども、今までにそういったお話はいただいていないですし、通常使っている部材を使っているというお話をいただいているので、もう少ししっかりと分析をしていきたいなというふうに思っております。
それとあと、体育館への屋根につきましては、申し訳ありません、昨年度入札を行いましたが、不調になりまして、工事が遅れているところでございますが、入札につきましては今回落札され、第一中学校と第五中学校の工事業者さんが決まりましたので、なるべく早めに工事に着手して完成を目指していきたいというふうに思っております。
それとあと、仮設校舎の御意見に対する対応ですけれども、どこまで対応できるかというところは、御意見を受けて、ちょっと精査をしていかなければいけないと思うのですが、トイレに行かないと手洗いがないというお話を先ほどいただきましたが、やはり廊下のスペース等の問題で廊下には設けていないのですが、トイレの内側がトイレ用の手洗い、トイレの外側、廊下に面しているほうが、通常時洗う手洗いということで、二重では設置していて、数は一定確保しているつもりなのですが、もしそれで不足ということであれば、御意見としてお伺いしたいなというふうに思っております。
それとあと、一中のエコールームのところにつきましては、防音対策を講じての仮設校舎工事をしておりますので、一定の配慮はした形で工事は進めているところでございます。
それとすみません、ちょっと話が戻るのですが、入札不調における説明会につきましては、7月の上旬に各校2回ずつ、平日の夜と土曜日の昼間に実施する予定で、今計画をしておりますので、近いうちに御案内を申し上げたいというふうに思っております。
以上です。