令和5年 文教委員会

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川名ゆうじ
川名ゆうじ
立憲民主ネット現職

映像ID: 2484

730【川名委員】  それはぜひ行っていただきたいですし、それについてはまた今後、あとはまた委員長とも相談ですけれども、今後報告を求めたいと思います。
 それで、まず第一段階として、不正受給分の返金を求めるという話があったのですが、お金というのは武蔵野市だけではないですよね。これはほかのところまで返金して、保育園自体の経営が成り立つのかという逆の不安があるのですけれども、このことについてはどうお考えなのでしょう。要は、返してもらうのは当然だけど、保育園に潰れてもらっても困るし、結構微妙というか、かなり難しい問題もはらんでくるのですが、この経営体制について、現状でどう判断されているのか。
 この報告書によると、補助金と、ほとんど銀行からの借金だという話があります。銀行がその分、取立てに走るかどうか分からないのですが、経営危機になる可能性も出てきます。その辺、現状でどこまで判断されているのかについてまず説明できるところまでの範囲になると思いますけど、このことについて説明をお願いしたいと思います。
 もう一つは、今回の不正の基になった外構工事のことについて、市の見解を伺いたいのですけれども、ちょうどこの保育園ができた当時というのは、各地で保育園を造るとなると反対運動が起きて、できなくなってしまったという社会状況があって、それに対する対応として、保育園はやはり防音対策をする。今回もあったけれども、外構工事をして、普通の壁よりもっとさらに高くする。さらに防音壁を設ける。植栽を設けなくてはいけない。あるいは窓ガラスは全部二重窓にする。なおかつ、保育の質を考えたら、園庭を作ってほしいというのは市側の考えでもありますよね。
 そうすると、保育園を開設する、保育の質を保つということを考えると、ある程度外構工事も必要となってくるという考え方もあると思うのです。ただ、この中に書いてあるのは、そういうことも踏まえて、外構工事がどこまで補助金の対象になっているのか、なっていないのか、よく分からなかった。市の補助金要綱を見ても、特に認めるところがあるとか、保育の質に対しては曖昧な書きぶりがあるのです。ここが、いいか悪いかではないのですけれども、例えば事業者側に、判断に迷うところにもなったのかなと。そういう曖昧な判断にならないようにしなくてはいけないということで、それ以降はQ&Aが出てきたと思うのですけれども、この辺の判断というのか。今後の不正が起きないようにするためにも、こういう要綱をもっとはっきりしていくとか、外構工事周辺に対する住民に対する騒音という言葉も変ですけれども、音が漏れないようにしていく対策工事費も当然必要ですよね。この辺をどう考えるのかというのが一つ大きな論点になってくると思うのですが、今後の保育園の運営に対して、現状で何かお考えがあるのかどうか伺いたいと思います。

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