
川名ゆうじ
映像ID: 2484
774【川名委員】 この報告書、活用事業のまとめを見せていただいて、いろいろな細かいことも含めて、かなりうまくいっているような印象を持ちました。急にこれを全学校に配布する前には、文教委員の中でも早くこういう教育を入れなくてはいけないとか、デジタルは先進諸国に20年も遅れているのに、武蔵野市は一体何やっているのだという質問が相次いで、そのときの教育長かな。なかなかあまりいい検討はしていなかったような印象を持っているのですけれども、これを見ていくと、やはり入れてよかったなという印象を持っています。
それで、これは今回は教育委員会、指導課としてのまとめですよね。これは教育委員会、あるいは教育委員さんたちはどういう評価をしているのか。やはりよかったねという話なのか、まだまだこんなのでは駄目だというのか、やはりコンピューターは嫌いなのか、よく分からないのですけれども、その辺もあくまで印象でいいので、どう評価あるいは御意見を持っているかについて、これは教育長に聞いたほうがいいと思うのですけれども、御感想をいただきたいと思います。
もう1点は、今回、デジタル・シティズンシップのことをここで書いてくださっていて、これは私は非常にいいことだと思っているのですが、でも、デジタル・シティズンシップというのはそんな一般名詞ではないですよね。そこが本当に伝わっているのというのは、そこら辺、懐疑的なのです。去年かおととしのときに行政報告があったときに、デジタル・シティズンシップをきちんとやってきますということを報告されて、私はとても高く評価しました。いわゆるリテラシーとかモラルに走っていってしまって、使わないほうにまず第一段階で行ってしまうのですが、そこではなくて、使ったことによっていろいろ成果を持っていこうということだと思うのですけれども、これはどれだけ子どもや保護者あるいは市民も含めて、このデジタル・シティズンシップという言葉が浸透しているのか、していないのか。この印象を持っているようでしたら、この点についても御説明をいただければと思います。