775【竹内教育長】 最後のほうの御質問で、なかなか保護者の皆さんには、デジタル・シティズンシップ教育が、私たちが目指しているところを正確にお伝えできているかというと課題があると思います。従来の情報モラル教育とか、例えば土曜日に学校公開のときに行ってきたものについては、それについては定着しているのですが、例えばリテラシーであるとか、クリティカルシンキングとか、あるいは、行動には責任が伴うような、デジタルの中での行動についての責任について理解してもらうとか、そういったことまで含めてですと、なかなか正確に御理解いただけるかどうかというのは課題があると思いますけれども、子どもたちは、学校と同時に、家庭でもデジタルに向き合っていますから、ぜひ学校と家庭で理解が進むようにこれからも取り組んでまいりたいと考えております。
それから、最初のほうの御質問で、教育委員さんにも、この情報については共有していますし、学校でもどのように使われているかというのはよく見ていただいています。そういった意味で、例えば中学校における使用についての課題であるとか、あるいは、これからさらに、どちらかというと、みんなで一斉に使うというよりも、子どもたちが自分で判断して、文具のように使っていこうということは定着をしているところについても理解がされているところですし、これから、もっと積極的に効果的に使っていくことがさらにあるだろうという課題についての認識も共有しているところでございますので、教育委員会として、この活用のまとめについては同様な理解をされていると認識しております。