
川名ゆうじ
映像ID: 2496
860【川名委員】 短時間に対応してくださる方も人員の確保が難しいということでいいのですよね。要は、普通のというのは変ですけれども、正規で雇用するような保育士、支援員さんの雇用に関しては大丈夫だという認識でよろしいのかどうか、ここだけ確認させていただきたいと思います。
もう一つ、すみません、ではちょっと給食のほうを伺いたいと思うのですけれども、学童の給食の話がほかの委員からも出ていたのですが、給食施設は夏休みはやはりメンテナンスと職員さんの研修があって使えないのだというのは、私も以前からそう思っていたのですが、具体的に何日間メンテナンスで使えないのでしょうか。だって具体的な数字を言ってもらわないと、本当に使えるのか、使えないのか。これは私、自分の思い込みだったのではないかなと、最近反省しているのです。
というのも、先ほど答弁にありました、八王子市の学校給食施設を使った学童への昼食。給食ではなくて昼食と言っていましたけれども、これは会派で視察をさせていただいたのです。1施設、5日間しか出せないのですが、それを市内の学校にやっているのです。あそこは70校小学校があって、そのうち40ぐらいに提供できていると。5日間ずつぐらいずれているのだけれども、実は夏休みの大半の期間、提供はできているのです。とするとメンテナンスで使えないというのは、これは本当なのかと私は素直に疑問に思いました。これは埼玉・越谷でも同じ状況です。
その理由としては、小学校の全員に提供する数ではない、数が少ないから、うまく部分的に回すことによって食事が提供できるのだという説明でした。それで給食職員の人に、夏休みも仕事をさせられてみんなから不満が出ないのかと聞いたら、逆に、今給食の職員も学校に給食を持ってきてもらって、子どもと直接接することによって、自分たちが作った御飯をどう食べてもらっているのか見ることができてとても助かっている、逆にこういう仕事のほうがいいのだという話もされていたのです。
そう考えると、私も思っていましたけれども、夏休みはメンテナンスでできないという理由がどこにあるのだと思ってくるのです。当然メンテナンスは必要だし、研修期間も必要ですから、全部をやれという話ではないのです。一部分でも、短期間でも、これはできるのではないのかというのが、私の今の考え方なのです。そう思って、実際何日間メンテナンスで使えないのですかと聞くと、分かりますか。多分分からないと思うのですけど。
多分今までの思い込みをちょっと変えないと。これを変えなくてはいけないのではないのかという今の思いなのです。この辺どう思っているかということが1つと、もう一つ、これは給食財団の運営とか経営をどうしていくかというヒアリングですよね。逆に新たな事業が増えることによって、給食財団の収入が増えることになるではないですか。こういうことは市としては、提案なりしないのですか。ちょっとそこを。そもそも経営状況を考えるヒアリングなのに、何となく細かいところに入っていて、それはそれで構わないのですけれども、大きな事業をどう展開していくかということについては、あまり聞いていないような印象を持っているのですが、この辺どうなのでしょう。
もう一つ、食育ステーションの話があって、これはもうコロナでできなかったのは仕方なかったのですけれども、給食財団は食育振興ですよね。食育振興の事業をもっとやっていくべきだというのは市からも言わなくてはいけないし、事業団自身ももっと展開して、そこによって事業収入を得ていく。これは市から出るのだか、民間から出るのか分からないのですけれども、こういう経営戦略をつくらなくてはいけない時期なのではないですか。そこら辺は全然というか、今想定にはないのかどうか、確認をさせてください。