令和5年 文教委員会

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本多夏帆
本多夏帆
ワクワクはたらく現職

映像ID: 2536

1028【本多委員】  分かりました。ありがとうございます。そうすると、指導検査のこの方針、5年度に早く変えていただきたいのですが、特別指導検査というところの項目だと、重大な法令違反とか、虐待とか、不適切なサービス提供の疑いがある場合には、利用者の保護及び児童福祉行政の信頼の維持確保に主眼を置いて、速やかに特別指導検査を実施するというふうに内容としては方針が出されていて、今のお話では、重大な法令違反とかそういったことがあるのではないかということについては、本部の会計はこれに当てはまらないということになるのか、補助金の不正があったのではないかという疑いについては、今言った重大な法令違反や虐待等云々かんぬんという、この特別指導検査を実施するということの内容には入らないということなのかどうか、そこは確認をさせてください。
 それで、今話にあった指導検査というところが、今までも様々こうした保育の現場についてのお話だとか、保育の質だとか、そういう話をしていた中では、もう議事録を検索しても、毎回指導検査という言葉がいっぱい出てくるというぐらい大切なものだと思うのです、この機会をしっかりと生かしていかないと、質の向上とか、事故の防止とか、いろいろなところにはつながっていかないということで。だから、すごく大事な仕組みだというふうに思って、今回改めてこのことについて見ているところです。
 現状としては、先ほど言ったように、ホームページになかったりと、更新してほしいというところは1つあるのですけど、いつどこをやったのかということも、こうやって質疑をさせていただいたりすると出てきて、こうやってお話を聞くことはできるのですが、例えば、今回見ていたら、中野区とかは公開しているのです。いつどこに行って、そこで書面の指摘で、C判定以下のものはこういう事故がありましたという形で、それを全部一覧でホームページで公開していました。それは、当然先ほどもお話があったように、何年かに1回しかその園には行かないのだと思うのですけど、この年に行ったところはここですと一覧でばーっと出して、小さいような──小さくはないけど、例えばじゅうたんとカーテンが防炎仕様ではなかったとか、そういったところから、会計のところについてきちんとやれていないのではないかとか、そういったところの指摘というのも全部出しているのです。こういったことは、一つの予防という意味では、こういった指導検査をしっかりやっている、やっている内容をきちんと公開してやっていくというのは1つ大きなポイント──こういう今回のことというのが、ではそれによって直接的にゼロにできるとは思わないですけども、ゼロに近づけるための取組ということで考えると、そういう指導検査というものの価値を自分たちで高めていかないといけないのではないかなというふうに思うのですけど、これを今回、先ほど言った特別指導検査というのが対象にならないのかなと私は思っているのですけど、そこの部分の確認と、あとは、この一般指導検査というものをせっかくやっているのであるならば、今出ているものとして、資料で私たちが見られるようなものというのは、第五次子どもプランの評価点検シートというので、指導検査をやりましたということはそこに書いてあるのですけど、どこに何を言って、どういう指摘をしたのかということも何も分からないのです。なので、そういったことを外に出していくということは1つ重要なことなのではないかというふうに思っているのですけど、それについてどうお考えになるでしょうか。
 それで、保育のしおりを毎年新しいものを頂きますけど、これもまた9月の半ばから新しいものを出していくというタイミングで、これを見ると、よい保育施設の選び方とかと書いてあるのです。よい保育施設の選び方ですよ。これだけ保育施設がたくさんあって、皆さんいろいろな個性豊かな教育方針、保育方針があって、その中からみんなで自分の子どもたちにとっていいところ、合うところを選んでいこうねということを言っている中で、施設の様子はどうだとか、見た目だけで決めないでとか、あとは、保育の方針についてきちんと聞いてねとか、部屋の中まで入ってみてねとか、そういったことを書いているわけです。保育園を選ぶ人はそういうふうにして見るわけです。保育事業者がどういう事業者なのかということを市はきちんと伝えないといけないのではないかなと思うのです。指導検査とかをやっているのだったら、そこで指摘しているような事項、この園は──当然いろいろな園、100点満点で運営するというのは難しいことだと思います。だけど、それがあるから指導検査をやって、もしかしたらここはちょっとミスしているかもしれない、ここは抜けているかもしれない、ここはもっとこうしたほうがいいかもしれない、そのほうが子どもたちのためになるよねということを、せっかく調べて点検して評価をしているのに、そのことを市民が分からないという状況になってしまっているというふうに思っています。しかも、認可の保育でやっているということは、こちらは希望を出して、市がそれで振り分けた中でしか行けないということなので、選びたいと思っても選んだとおりにはならないということなのですから、そこは市ができるだけの情報公開をしていくということが求められているのではないかなと思いますけれども、それについての見解を伺わせてください。

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