1255【勝又子ども家庭部長】 前段の部分ですけれども、今委員がおっしゃることもよく分かるのですけれども、私どもとしては、払うべき補助金が幾らだったのかというところが一番重要だと思っているのです。案分したことについては、議論はあると思います。ただ、案分をしないで、今回不正だから、本来入れるべきお金をこっちに入れるのか、それともこっちに入れるのかということです。不正だから全部請求するという方向に寄せるのが果たして正確なやり方なのか。市としては、市が払うべきお金は幾らだったのかというのをできるだけ精査をして、そして、事業者から返還するべき正確なお金は幾らなのかというのをできるだけやりたかったというところで、案分という手法を取りましたけれども、ただ一方、不正があるからこちら側に寄せるというふうになった場合は、本来請求すべき金額よりも高くなる可能性が当然あるので、今回は手法の議論はあるとしても案分という形で、できるだけ正確に近い、市が払うべき補助金額を出したかったというところで、そういう手法を取ったと。手法の取り方については、今、御意見をいただきましたので、今後検討させていただきたいと思います。
今回陳情が出された経過もちょっと補足しますが、皆様にも随時お知らせはしましたが、こちらから要求した書類が先方からなかなか出てこなかったということが大きな原因です。ですので、議会の報告についても速やかにできなかった。懇談会を開かせていただいて、経過の説明もしましたが、その段階でも正式な報告書は出されていなかったわけですから、そういうところで、私どもも正確な情報がない中で市民に伝えるタイミングがなかなかつかめなかったことで、市民から、市からの情報提供が遅いのではないかという、多分ここが発端で陳情が出されたのではないかと思っています。その後、市のほうから行政報告という形で伝えられるタイミング以降は、速やかに行政報告の後、今、その4まで出しておりますけれども、ホームページにも随時、行政報告と同様の内容をホームページにアップをして、本日も行政報告が終われば同じようなタイミングでまた市民の方には周知をしたいと思っておりますので、そのタイミングで今までもやらせていただきましたが、多分事業者からの正式なものがなかなか出てこなかったところが大きな原因だと思っております。