
山本ひとみ
映像ID: 2615
1510【山本委員】 今後の参考にしていただけるということなので、ぜひそれはそのようにお願いしたいと意見を言っておきたいと思います。
次に、内容の件なのですけれども、今回、意見募集をするに当たって案を出していただくというのは、必要なことだとは思います。ただ、私として見た感じ、例えば、子どもの権利条例など、もう既に制定が終わっている事柄もあります。だから、それを踏まえて、子どもの最善の利益をどうやって保障するのか。その中には、子どもの休む権利というのもあって、休む権利というのは、例えば不登校の児童生徒に対する権利保障等、欠かせない課題だと私は思っているのです。それはもう決定していること。でも、これから決めることもありますよね。例えば、予算に関わること。来年度、学校給食の無償化を実際予算化するのかどうかというのは決まっていないですよね。これから決める。それから、二中、六中の統合の問題というのも、来年度決定するわけだから、やるかもしれないし、やらないかもしれない。選択肢の一つとして、統合というやり方もあるということであって、これに対しては、もちろん賛成もあるでしょうけど、反対の意見もある。個人的には、私は、二中、六中の統合には賛成ではありません。ですので、この総合的施策の大綱に関しては、確定のものもあるけれども、来年度検討することもある。現在進行中のこともある。いろいろ入っているなというふうに見て思いました。
今言ったところでいうと、例えば、3ページに関しては、「学校給食費の無償化については、国や都の動向を注視するとともに、その効果や市独自で行うことの必要性など様々な観点から検討する」。だから、検討するのでしょうけれども、では、予算審議でどうするのかという方向が出るかもしれない。そうしたら大綱は変えなければいけないのですか。やはりこの辺に関して思うわけです。あと、5ページだったら、「第二中学校と第六中学校との統合の要否とその後の第六中学校跡地への第二小学校移転配置の可能性の有無など、改築期間中も含めて、教育面を第一に様々な観点から課題を検討し、関係者の意見も聞きながら方針を決定して、事業を進める」。もちろん、様々な観点から課題を検討して方針を決定するのですけど、方針を決定するのは当たり前のことで、こういうことを大綱に書くというのはどうなのかなと。子どもの権利はもう決まっていることですから、ぜひそれは条例にのっとってやっていただきたい。現在進行中のことは、現在進行中でこういう状況があるというのはよく分かります。ただ、来年早々、次の定例会で検討して一定の方向が出るかもしれないこと等に関して、どうなのですか。長期計画・調整計画事項や予算審議で決定するかもしれない事柄と一緒にやるのはどういうものかなと思うのですけど、その辺りはいかがですか。これはどうなのだろう、職務代理者がいいのか、ちょっと分からないのですけど、基本的なことなのですが、どういうふうにお考えですか。