令和5年 総務委員会

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7908【内山委員】  それは今日の資料のデザイン・ビルド方式とデザイン・ビルド・オペレート方式についてのメリット・デメリットのところで書いてあることで、理解します。参画する施工業者が見込めない可能性が高いということでいえば、行政としては、より慎重に手堅くというふうにお考えになったのだろうなということも想像します。だがしかし、有識者会議の御報告、昨年12月にいただいたところの設計者の選定についてのところの御意見を読むと、確かに専門的な技術の熟知も必要な難しい分野であるが、新しい公共空間を創造し、まちのランドマークとして位置づけられる可能性もあるなど、建築家にとって魅力的な分野であると言えるとあるのです。だから、ここで考えると、武蔵野に住んでいる者としての身びいきもあるかもしれないけど、吉祥寺の公会堂のこんなリノベに手が挙がらないわけがないではないかというふうにちょっと思ってしまうわけで、もう少しメリット・デメリットをきちんとより詳細に比較して、この事業者選定については考えていっていただきたい。もちろんパブコメでもいろいろな御意見があると思いますけれども。
 あと、事業者のほうにヒアリングをかけた結果、手が挙がらないという見込みになったということであれば、それも付け加えて御答弁いただきたいと思います。当然リサーチされていると思いますので。それは、市や市民にとって、最適な方法をやはり選んでもらいたいので、ちょっとしつこく聞いております。それは後でお答えいただくということで。
 あともう一つは、今回の行政報告にある公会堂の件は、公会堂単体の問題ではなくて、様々な要素が複合的に絡み合っているということで、先ほど産業振興の話が出たのですけれども、やはり都市基盤分野での将来像の検討が大きな課題になっています。今日は総務委員会なので、詳しくそこをお聞きすることはできないというふうには思うのですけれども、NEXT吉祥寺では、パークエリアの件について、公会堂が面している南北のパープル通りは景観整備優先路線ということで、それはNEXT吉祥寺ではないかもしれませんけども、平成34年とかいう書き方でしたから、もう今、令和5年になっていますので、そろそろ事業着手に入る時期になってくるというふうに思うのです。それで、NEXT吉祥寺でいうと、パークエリアの将来像の立案については、取組の進め方の中に、パークエリアの将来像立案、パークエリアの可能性を引き出すための社会実験の実施──今これは徐々に進めようとされていることです。それから、将来構想検討委員会(仮称)の設置、検討、将来像共有のための検討──これはすごく難しいなと思いますけれども。それともう一つに武蔵野公会堂の更新の件があるのです。10年で目指す到達点という中に、パークエリアの将来像立案と武蔵野公会堂の更新方針の決定というのがあって、10年で目指す到達点というふうになっているのです。この10年というのが大体いつぐらいまでの10年なのかということと、今回公会堂の延命のための改修で、およそ20年と考えているこの辺のスケジュール感というのですか、それについて、今何か見通しがあれば伺っておきたいというふうに思います。
 それと、先ほどほかの委員から、庁内の検討の中での結果がいつ出てくるのだみたいなお話もあったのですけれども、やはりこれは総務委員会単体で、私たち議会としては一緒に議論できないというふうに思っていて、今後もっと、今の常任委員会で言えば建設委員会も含めてですけれども、特別委員会方式とか、議会としても、このパークエリアと公会堂の更新のことをがっちり取り組んでいかなければいけないのではないかなというふうに思っていますので、この10年、20年の見通しを、今分かる範囲で教えていただければと思います。

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