
深田貴美子
日本維新の会武蔵野市議団現職
映像ID: 2480
8294【深田委員】 分かりました。この間、訴訟の背景、御意思は分かりませんけれども、いずれにせよ、例の自治基本条例並びに住民投票条例の質疑の中で、傍聴させていただくところで、こうした言葉。そもそもこの懇談会の定義や取り扱われ方、それから住民投票条例を是とするに当たっての根拠として、かなり懇談会の位置づけが大きな背景になっていたと思います。このことからして、その根拠となる懇談会の在り方が問われたわけでありますので、本市におきましては明確でなかったこと、これは間違いない事実であります。それが訴訟にもなりましたし、市民の皆様の──いわゆる疑義という言葉をお使いになりますけど──疑義を引き起こさざるを得ない状況があったのではないでしょうか。
そうしますと、このガイドラインを徹底的に遵守していく。私は条例にしていただきたかったと思いますけれども、ガイドラインという形でお定めになったのであれば、庁内の研修、これを徹底しないといけません。
先頃、3月に議決になりました武蔵野市子どもの権利条例につきましても、本来ここのところのスタンスというのは、冒頭から明確にされるべきだったことだと私は思っています。そういう意味では、自治体運営の長として、市民や有識者と協働した市政運営、これは重要であることは論をまたないです。一方で地方自治法等にあるように、地方公共団体は法令に則してその事務を処理しなければなりません。今回の条例改正及び新たなこの指針、ガイドライン、これを徹底していくに当たりまして、市政運営に関します松下市長の御認識、お考え、御覚悟をお伺いしておきたいと思います。