
小美濃安弘
映像ID: 2482
8587【小美濃委員】 でも、もうゾーニングしているではないですか、18ページできちんと。ゾーニングをしていて、これは、当然商業地域は容積率もあるわけだし、井ノ頭通りの南側は50%・80%とかもあるわけだし、それはおのずと性格も違っていて、そこに権利を持っている人たちがどう考えるか、そこが大事なことだと思います。大きな商業ビルもあるわけですし、そこにもきちんと地権者がいるわけであって、所有者もいるわけであって、あそこは所有権なのかな、あるわけであって、そういう人たちの理解を得られないで、ふわふわっとした話だけ先に進めても、いや、俺は知らないよと最後に言われてしまったら、もう何もできないではないですか。まずはそこからではないかなと思うのです。だから、まあ、そこはなかなかこれから進めるに当たって表立ってできないかもしれないけども、それはしかし、水面下でそういう話をしっかりと進めて、では、同じパークエリアでも、では井ノ頭通りから北側の三角地帯はどうしようか、ゾーニングできるではないですか。今、再開発準備組合の方々は、少し小さいエリアでのものを考えていますけども、いや、それでいいのか、もう少し広げるのか。それだってお寺が必ず関係してくるわけです。お寺が関係してくるし、借地人の方もいらっしゃるし、借家人の方もいらっしゃる。まずそこからではないですか。それを整理しないで、夢物語とは言わないけども、どんなまちにしたらいいですかとやっても、まとまったものをその人たちが受け入れてくれなかったら、また一から、ゼロから振出し、結局24年たっても、計画だけはありました、でも何もできていませんでした、これだけはやめてほしいなというふうに思うのです。公会堂もそうなるとどうなっているか分からない。結局、今話していることは何も実を結ばなかったという話になったら、私は、吉祥寺生まれの人間としても、これは悲しい思いでいっぱいであります。
だから、ステークホルダーの中でもそれはあります、いろいろな権利を持っている方がいらっしゃる。一番大きいのはお寺ですけども、そういう方々と早急に話ができるような土壌づくりをするのが、これをより具体的に進める、しかも速く進められる手段だなと思います。だから、いいですよ、オープンハウスでも、社会実験でもいい、そういうことをしながらステークホルダーの人たちにそういう情報を流して、こういう意見がありますけども、皆さんどう考えますかと。だから、僕はどっちかというと、まず権利を持っている人たちがどういうまちにしたいのかというのをしっかり固めないと、これは進まないです。と思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
なので、先ほど来、フェーズが違うというお話もありましたが、私も本当にそのとおりだと思っておりますし、これはこれでまちの方々に誤解を生まないように、計画を立てていっていただきたいなと。そして、対話はもう極力前倒し前倒しに行って、この7年からの対話というのはもうやめましょうよ。ここはもう実際に計画が実行し始めるぐらいの勢いでいかないと、まちづくりは進まないです。ということを申し上げて終わりたいと思います。