8894【馬場市民活動推進課長】 私から、1点目の文化生涯学習事業団の課題と経営の関係、経営状況の把握について、御説明さしあげたいと思います。
まず、合併後の課題についてでございますが、幾つかございますけれども、細かいところでいきますと、実務的な部分ということで、両事業団のこれまで定めていました様々な実務上の規定ですとかマニュアル、こういったものが非常に多うございましたけれども、こちらを統一させていくということで、合併に向けて、主なものは整合を取って統一してまいりましたが、まだ幾らか残っているものがございますので、そちらの実務的な統一性を図っていくというところが1つでございます。
2点目は、2つ目の御質問とも関連いたしますけれども、両事業団の人材育成、人材交流というものが、まだ途上でございますので、これから両事業団の職員のノウハウを合わせて、より質の高いサービスを提供していくためには、この人材育成と人材交流をさらに進めていくという課題があると認識しております。
3点目といたしましては、これは具体的な合併の効果として、連携した事業を行ったりですとか、連携による広報、具体的な市民サービスの向上を実感してもらえるような連携効果をどう生み出していくかというところが、まだ途上かなと、課題として考えているところでございます。
以上が主な課題でございまして、2つ目、経営状況につきましては、この期間、合併後、昨年度までもまだコロナの影響も残ってございまして、具体的な経営改善というところまでは、目に見えるものはまだ出ていないかと考えております。経営の効率化としましては、合併に伴って、幾らか人員的な面で効率化が図れるだろうという期待もありましたけれども、まだそこまで、具体的なところまではできていないところでございます。
また自主財源を高めていくというところも、まだコロナの影響もあったということもございまして、自主財源の比率の向上ということも今後の課題かなと考えているところでございます。
以上です。