9066【高橋まちづくり推進課長】 今御紹介のとおり、あそこの地区は商業地区になりますので、用途の中で、例えば今回のキャバレーの用途というのは適法な形になります。陳述者の方から都市マスタープランのお話もございましたが、併せて説明させていただきますと、確かに都市マスの中ではまちの将来像として、目指すべき20年後のまちの姿を描くということで、歩いて楽しい居心地が良いまちですとか、住み心地の良いまち、安心して住めるまちというようなキーワードを掲げて、まちづくりの方針というのを立てさせていただいております。
特に吉祥寺地区においては、都市マス2021の策定と同時に、吉祥寺の将来ビジョンの実現に向けた、NEXT吉祥寺2021を策定してございます。都市基盤の分野という説明に、どうしても我々の分野としてはなってしまうのですけれども、都市マスにおいては大きな視点で、商業地域においては、にぎわいの維持ですとか創出、あと、住商複合地においては、住宅地と商業機能が調和した地区を目指す、そういった記載がございます。
またイーストの具体的な取組としては、NEXT吉祥寺の中においては、公共駐輪場の適正な配置ですとか、あとは区画道路の整備推進による歩行者が安心して歩ける道路空間というような記載がございまして、あくまで物的、空間的な基盤整備という方針を示してございます。
委員から、商業地の中で限られた業種を規制みたいなお話もございましたが、都市計画の中ではなかなかなじむものがないのかなと考えてございまして、大事なのは、安全・安心のまちづくりというくくりの中では、そういった我々のハード的なものではなくて、これまで皆さんが御心配されている環境というソフト面において、安全対策部門ですとか、警察といったところと連携しながら、そういった環境を維持していったり、よくしていくということが大事なのかなと思っているところでございます。