9231【松下市長】 先ほど部長もお答えをいたしましたが、与座委員のおっしゃる、嵐が過ぎ去るのを待つことはできないかという部分が、半年、1年待ったところで嵐が過ぎ去るという確定的なものがあれば可能かもしれませんが、今が決してピークではなく、今後も物価高がさらに続く可能性もあります。おっしゃるような、嵐が去って、仮にロシアのウクライナの軍事侵攻が終わって物価が落ち着く可能性はなきにしもあらずですが、それは誰しも分かりません。今よりさらに高くなることもあるもしれないし、今の状況が改善するのか、改悪するのかというのは、これは誰しも分かりません。値段というのは、御承知のように、需要と供給にもかかってきます。今、国内では、すごく規模の大きな半導体工場の建設だったり、大阪の万博だったり、様々な巨額の規模の工事を発注している主体がある中で、小さな工事というのは非常に魅力が薄くなってきているのも事実です。今後の先の見通しが立たない中では、嵐が去ったらという仮定の中ではそうした判断は出来かねます。私どもは、今できることを最小の経費で最善の努力をする中で必要な消防団の第2分団の建て替えに向けて行っていく必要がある。その上で、見積りを取った中では2者から出てきていますので、その高いほうでお出しをしていますが、結果的に落札をしていただける事業者さんが、そこはいっぱいなのか、もう少し下限に近いほうなのかというのは、これはまた発注してからでないと分からない部分はありますが、ぜひこの御予算はお認めをいただいて、消防団の第2分団の建て替えを進めていきたいというふうに考えています。