
深沢達也
映像ID: 2572
9312【深沢委員】 激動する内外情勢が経済に直撃して、経済が非常に変動する中で、先ほど来の議論の中に、タイミングを見る、もうちょっと遅らせるという議論がありましたので、大変傾聴に値する議論だとは思います。私は傾聴させていただきましたが、しかし、もとより、誰も予測のできない、不確実性と言われる、この時代にあって、私としては、あるいは私どもの会派としてもそうなのですが、今、取るべき道は、当初の計画を粛々と遂行していくことであると考えるわけであります。私も監査委員ですから、経済性や効率性という先ほど来の議論は非常に重要な本視点であるとは思いますが、その折々の判断というのは、また総合した判断というのもやはりあると思うのです。特に、設置期間の限られた仮設詰所とはいえ、本体施設ができるまでの間、これはお金に替えられない、市民の生命、財産に関わる消防行政、消防団の活動拠点となるものであるわけです。特に地域市民にとっては、日々の安寧、安心感につながるものであると。
さらにもう1点、これは質問にもなるのですが、改善されていく、改築されるといいますか、本体施設のほうが、今まさに総力を挙げているイーストエリア、つまり、この地域のまちづくりに位置づけられているものであり、その一環でもあると。つまり、全体の活力に連動しているというふうに私は考えるのです。したがって、ここは間合いを置かず、粛々と。将来が確実に下がるとか、そういう断定できるようなことは経済ではあり得ないのだけど、仮にそういうのがあったとしてもまた別の議論があるでしょうけど、そういうことはあり得ないと私は思っていますので、粛々と計画を進める。特に、これを含めて、イーストエリアの問題というのは長期計画にもう土台があるわけですから、計画を粛々と進めていくと。こういうふうに判断をするわけでありますが、この認識について、担当者の方、理事者の方のお考えをお聞きしたいというのが1つ。
それから、設定金額の取りまとめとしては、私も初当選、40年前から数えて、この間までやっておりますが、少なくとも先ほど来の、あるいは事前に説明を受けた際の質疑応答でも明らかになっていますが、所定の手続といいますか、常識的な手続は踏んで、見積りを取った上で全体を勘案して出してきていると。でも、大事なことは、不調にできないということだと思うのです。今度不調になったらもっと大変なことになってしまう。
以上が私の認識でありますが、まちづくりの観点からのところでちょっとお答えをいただきたいのと、それから、金額設定のところで、私はそう捉えておりますが、この2点について確認をさせていただきたいと思います。
以上です。