令和5年 総務委員会

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深田貴美子
深田貴美子
日本維新の会武蔵野市議団現職

映像ID: 2575

9410【深田委員】  伝家の宝刀という言葉を使っているのは、まさにこの間の令和3年の議案の前文に書かれていらっしゃるのです、私が申し上げているのではなくて。あの中にきちんと記載があって、私どもの会派、改革武蔵野・都民ファーストの品川さんと2人で、この一文は違和感が非常に強い、どういうことなのですかと質問もさせていただいたと思います。今御答弁いただいた中に、直接請求というのがあったということが、確かに、全く今回の令和3年の住民投票条例の議案とそっくりなものが平成7年ですか、直接請求の上、議案として提出されているのです。結論として、それが議会によって否決されて終わっているのです。そのことが実は根底にあったのかなと。これは伝家の宝刀としての住民意思を完遂していくための住民投票という制度を確立しなければならないというさらなる強い決意を持たれた方々がおられたのかなというふうに、市政の記録を読み解きますと感じるところであります。これは、提出された、直接請求された方々に直接お尋ねしなければなりませんけれども、それは直接請求権がありますので、いい悪いの問題ではありませんから、史実として、また、議会の記録としてこのことがあり、全くそっくりのものが今回再び上程されていたということがあったということは議事録に残しておきたいと思います。
 そのことについて、有識者の先生方も、これはいかがかという問題です。すなわち、条例制定権の範囲、それから、議事機関としての憲法にも記されている、もちろん地方自治法に記されている議会の位置づけ、これは揺るがしてはなりませんよというコメントを、今回も懇談会の中で座長の先生がおっしゃっている。今日も質疑の最初に、議会の問題ということを御答弁なさっていらっしゃいます。すなわち、今回のこの令和3年に否決された住民投票条例の本質的な問題というのは、外国人の方の投票権のことが非常にデフォルメされましたけれど、中に包まれていることはまさに、要は議事機関としての議会の在り方を問われている問題が私たちに突きつけられていたということであり、一定の考え方を示していた条例案だったということです。
 私は本当に気になるのですけど、懇談会の中で、議会をすっ飛ばすという言葉をすごくよく使われるのです。この議会をすっ飛ばすという言葉というのは、これは普通なのですか、こういう議論をされる中で。別に丁寧語とか尊敬語を使えとは言いませんけど、一応私ども議会は、市民の皆様から負託を受けて、その責務を負っている組織体であります。こうした議論の中に、議会をすっ飛ばすという言葉に象徴されるようなまなざしがあるということに非常に違和感を覚えているのですけれども、その辺については、懇談会の先生方とどういう議論をなさっていらっしゃるのでしょう。

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