
小美濃安弘
映像ID: 2575
9435【小美濃委員】 いや、おっしゃっていることは分かるのだけど、先ほどおっしゃったではないですか、専門家の方々、今やっている議論だけではなく、市民の方にも様々課題を持っていらっしゃる方もいらっしゃるというような旨の御答弁があったので、それは私もそう思っていますよと。いや、別にその1回で終わらせてくださいと言っているわけではないのです。せっかく有識者会議をやっていて、しかも、結論を出す会ではない、意見を言っていただく、論点整理をしていただくという会なわけですから、様々な問題意識を、市民住民の持っている問題意識をそこに提示をされたほうがいいのではないかと。今は執行部のほうが考えて──よくできていると思います。いつも資料もよくできているなと思いますし、それに対する課題の抽出の仕方なんかも、なかなかうまく出しているなと思います。時間が限られている中で、こういったことを議論していただきたいという意思はすごくよく分かるのですけども、ただ、住民の方が、では本当にこれが全てなのかというと、そうではないかもしれないと。だから、住民の熟議熟考をしていただく前に、本来ある住民から有識者の方々に対して意見交換なり、また、懇談の場なり、そういうものを1つ設けて、そこで出た意見とか、そこで出た論点、課題、問題点、そういったものも含めて、有識者会議の懇談会の中で、行政から出ているのはこういった課題だったけども、市民からこういう課題も出てきたから、これについても皆さんいかがでしょうかということをやって、議論して、それも論点として整理をして、報告書にまとめて、次の段階、次の市民の熟議熟考の場に持っていくというのが、二度手間にならなくていいのではないのかなというふうに言っているわけ──二度手間という言い方はちょっとおかしいですけど、より多くの課題、論点が整理できて、市民の熟議熟考につながっていくのではないかなというふうに思っているのです。恐らく陳情者の趣旨もそういうところがあるのではないのかなというところで質問をしておりますので、私の言い方が足りなかったら申し訳ないのですけども。
私は、これから市民の熟議熟考はもちろんやるのです。その前に、行政だけ、執行部だけの問題提起ではなくて、市民の持っている問題提起も一緒に有識者会議の中で議論をしてもらって、報告書を作ってもらって、だからいつもそこに市民を入れろと言っているのではなくて、先ほども陳述者の方が言っていたではないですか、いやそれは、有識者の中に参考人として呼ぶという制度もあるわけだから、そういう制度を使って意見を聴くとか。とにかく、全く今市民の意見自体は、アンケートとか、恐らくメールとかでそちらに行っている意見しかないわけです。オープンになっていないわけです、そういう意味では。そうではなくて、今度は市民からの意見も聴きますよということで、広く市報等々に呼びかけて、その中から、全員の意見を聴くというわけにはいかないかもしれませんけども、方法は参考人という形になるのか、懇談会という形になるのか、それは分かりませんけども、それはそちらで考えていただきたいと思いますけども、今、執行部から出ている意見だけではなく、課題整理だけではなくて、市民の方々からの意見をまず聴いて、そして、懇談会の中で報告書としてまとめて、それをもって、さらに市民の意見を聴くという場、こういうことが考えられないかということを言っているので、ここで意見が違ってしまったらもうこれ以上質問しませんけども、先ほどそういう言い方をしなかったので、そういうことは考えられないのかということを言っているので、どうなのですか。