9597【馬場市民活動推進課長】 評価に当たって重視された点でございますが、具体的な審査項目につきましては、本日のお手元の資料の裏面の一番上にございます技術提案に関する評価という項目の中に7項目ほど書き込んでございます。この中のどこを重視するかというところは、各委員さんによって見解は多少異なる部分があったかと思いますが、複数の委員さんが恐らく悩まれたところは、新しい提案の部分をどこまで評価するか。既存の建物をどこまで残すという提案がある一方で、既存の建物をかなり大きく残さないで新しい建物の提案をする、そういった両極の提案がございまして、それらをどう評価するかというところが非常に議論になったところでございます。
今回最優秀提案の小堀事務所さんの提案につきましては、その両極の提案の間にあるような提案でございまして、面影を残すと先ほど申し上げましたが、この小堀事務所さんの提案としましては、懐かしく、かつ新しい外観とするということで、今の会議室棟のフレームは残しつつ、ただ、2階・3階部分の外壁を撤去して新しさも見せている。そういった面影は残しつつ新しさも提案しているという提案でございましたので、その辺りのバランスのよさというものが評価されたというふうに考えてございます。
以上です。