
橋本しげき
映像ID: 2433
10065【橋本委員】 それでは、質問いたします。
今度の新年度の予算です。地方自治体の役割というのは、住民の福祉の増進を図ることだというふうに思っております。これは地方自治法の第1条に書いてあるわけでありますが、予算を組むに当たっては、住民福祉の増進をどう図っていくのかという観点から編成されることがやはり非常に大事だというふうに思っております。今回の予算については、この予算の概要のところにある表紙の「誰もが安心して暮らし続けられるまちへ 平和が続く未来をつくる予算」ということでありまして、多様性とか、それから基本的人権の尊重、こうしたやはり一人一人が大切にされる社会をつくっていく、それからやはり今の政治の下で、平和が脅かされる大軍拡のような、そうした下で平和が続く未来をつくるということは非常に大事だと、地方自治体からこういう声を上げるのは大事だと思っております。
それで、まず最初に、市長に2つお聞きしたいと思います。この「誰もが安心して暮らし続けられるまちへ 平和が続く未来をつくる予算」という標語というか、タイトルといいますか、これに込めた市長の考えといいますか、それを一つはお聞きしておきたいと思います。
それからもう1点、市長にお聞きしたいのは、今回の予算案の中で、もちろんもうあらゆる分野が網羅されているわけです、予算だから。アピールポイントというか、ここはぜひ新年度の予算として注目していただきたいというところは、市長の目から見てどういう点なのかというのをお聞きしたいと思います。市長が予算の記者会見をやった次の日の各新聞を見たら、もう新聞によって全然違うわけです、論調が。論調というか、何をその新聞社が、市の予算のここがポイントだと取り上げるかというのは全然違うので、だから予算を編成した責任者の立場からどこをアピールしたいのかという点についてのお考えをお聞きしたいというのが2点目でございます。よろしくお願いします。