9963【桜井委員】 ありがとうございます。今、次にお聞きしようとしていた財政シミュレーションのことについても触れていただきました。この人口推計と並んで、昨年の予算特別委員会でも大きな論点となっていたのが、同じく六長のときに作成された財政シミュレーションです。こちらについても六長調に向けて今検討が進んでいるという御報告だと思うのですけれども、昨年12月の総務委員会の中で、齋藤財政課長のほうから、今までの財政シミュレーションは平時の形で見込んでいたので、比較的見込みやすかったと、しかし、物価高騰であったり、この先本当に分からないような状況で、今非常に悩んでいるというような御答弁がありました。これはごもっともだと思います。
とはいえ調整計画の策定はどんどん進んでいるわけで、形としてまとめないといけない段階だろうと思うのですが、その辺りの進展状況と、あと、これは考え方ですけれども、なかなか先が見通せない中で、こうですと言って無理に答えを出すよりも、例えば幾つかのケースを並列で、可能性として挙げるとか、あるいは、長期シミュレーションなわけですけれども、例えば見直しのスパンを短くして軌道修正をしやすくするといった工夫もあり得るのではないかなと思います。この辺り何か御検討されていることがあればお答えください。