令和5年度予算特別委員会

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10198【桜井委員】  ありがとうございます。既に今年度においても策定委員の方々と議会も各会派ごとに意見交換をさせていただきましたし、また、市内の様々な活動分野で活動していらっしゃる市民の方との意見交換なども行われていると認識をしております。これは六長調に限った話ではないので、本当は昨日の総括の質問の中でするべきだったかなとも思うのですが、私は、こうした市の計画、あるいは例えば条例策定に当たって、市民にどう周知し、また、市民の声を公聴していくかということ、これは市長が度々「伝える」「伝わる」という言葉で表現されている部分ですけれども、これに関して、やはり基本的な考え方をもう一度しっかり確認する必要があるのかなというふうに思っています。というのは、さきの本会議で可決されました子どもの権利条例の策定に当たっては、非常に丁寧なプロセスを踏んで、丁寧に議論を積み重ねてこられた。このことは大変すばらしいことだなというふうに思っております。たくさんのパブリックコメントが寄せられ、それに対して一件一件きちんと丁寧な回答をし、また、様々な場面を通じて、様々な方からの意見を伺った上で、それを条例に反映させたと。非常にすばらしいなと思いつつも、これが標準ということになってしまうと、市の業務は相当大変なことになるなという感じがしております。
 ですので、めり張りという言い方が正しいかどうか分かりませんけれども、丁寧に時間をかけて市民の声を聞くべき部分と、もうちょっとスピーディに対応していかないといけない部分があるだろうなというふうに思っております。そういう意味では、この六長調は市の最上位計画ですので、全ての基本になるものとして、丁寧な対応が必要だろうと思っております。あるいは、条例なども、さきの子どもの権利条例はいろいろなもっと細かい条例の土台となるような理念条例ですので、確かにこれに関しては時間をかける必要があっただろうと。ただ、その先のもっと細かい条例に関してはもうちょっとスピーディに。もちろん、可能であれば市民からの公聴ということは行われていいと思いますけれども、議会とのやり取りの中で、これは本来きちんと議論を担保するというようなことで間違ってはいないのではないかなと思うのですが、この辺り、ちょっと大きな質問になってしまいますけども、御意見をお聞かせいただければと思います。

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