10683【長坂相談支援担当課長】 まず見守り支援ヘルパーでございますが、こちらはコロナというよりは、平成30年に制度改正がございまして、そもそも認知症高齢者見守り支援事業自体は、介護保険で見られない方、単なる散歩やお話し相手という、介護保険では対応できない方に対してのサービスということで始まったものでした。それが平成30年に制度改正がございまして、ある程度認知症の方について一緒に行う調理ですとか、一緒に行うというキーワードで、介護保険で認めるケースが出てきたのです。そのために、見守り支援事業については少し減ってきたというところがございます。
ただ、認知症高齢者自体は増えておりますので、この私たちがやっている認知症の方の生活の質を向上する、生活に潤いを与えるようなサービスを行うというところでは、非常に大切な事業だと思っておりますので、今年度は8件ほど新規では増えておりますが、またこの事業の特殊性もあるのですけれども、やめていく方もたくさんいらっしゃるのです。状態が変わっていけば介護保険に移ったりだとか、施設に入所されたりということで、やめていく方もいらっしゃいますので、同じ数だけ廃止もあった分、見た目はあまり増えては見えないのですけれども、そういう意味では増えてきている状況ではございます。
またあと、徘回探知機、徘回の機械につきましては、そもそもこちらもやはり使われる方の条件というのが、そのGPSの端末を持っていかれないと、なかなかこの機械の効果は出なくて、出ていってしまうときにいつも何かお荷物を持っていて、そこにうまく入れ込むだとか、お体につけていただくとか、そういうことができていないと、なかなかこのサービス自体が使えないというところもございまして、少し伸びが。一定数これを使える方もいらっしゃるのですけれども、激増するということではない状況でございます。
以上です。