
小美濃安弘
映像ID: 2437
10789【小美濃委員】 それでは幾つか質問させていただきます。
まず、地域包括ケアシステムについてお伺いさせていただきます。地域包括ケアシステムというのは、住まい、医療、介護、予防、生活支援、これらが一体的に提供されて、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができる、一言で言うとこういう制度だということです。先ほど住まいについては恩田副市長からも、高齢者に対して市としても大変バックアップして住居対策を行っているということをお伺いして、安心したわけでありますが、特にこの中でも高齢者にとって大切なのは、医療と介護だと思うのです。しかし、かつてコロナ前はこの辺も大変うまくいっていたなというふうに思っています。
ただし、この3年間のコロナ禍の中で、医療と介護もしくは医療と介護の連携、この辺は相当大変だったのではないのかなと。特に医療はもうベッドがいっぱいだったわけでありまして、介護から医療、医療から介護という、このお互いの行き来があるわけですけれども、こういったものが相当阻害されてしまったのではないかというふうにも予想するわけです。実際にコロナ禍の中で、この医療と介護というのは、地域包括ケアシステムの観点から見るとどのようだったのでしょうか、まずそこからお伺いしたいと思います。