10962【桜井委員】 ありがとうございます。武蔵野市の農家は65件あるという数字をお伺いしていますので、43件ということは、6割以上、7割弱の御利用があったということかなと。金額は190万ということは、大体見込んでいた予算額ぴったりぐらいなのかなというふうに思うのですが、そういう意味では、この補助金は的を射たものだったのかなと思うのですけれども、一方で、この肥料価格の上昇というのは、その原因として、もちろんこの間の物価の高騰という状況があると思うのです。そう考えると、これは肥料価格だけでは収まらない話だったのではないかなというふうにも思いまして、というのは、例えば、同じ時期に立川市が行った取組として物価高騰等緊急支援金という政策があります。これは、武蔵野市同様、肥料価格もそうなのですけれども、それだけではなくて、飼料代あるいは農業資材等の諸材料費、そして動力光熱費も対象にしていると。なおかつ、武蔵野市の場合は7月以降に購入した分ということだったのですが、立川市の場合は、令和3年度の確定申告を基に、令和3年度の1年間の支出を対象として同じく3割、30%の補助をすると。金額に関しても、300万円未満の収入だった方に対しては10万円、300万円以上1,000万円未満の方に対しては30万円、1,000万以上の方に対しては50万円ということで、武蔵野市より一回り大きな規模でこういう形の支援策を打っていると。そう考えると、武蔵野市の対応はこれで十分だったのかなという点は思いますし、また、その肥料代の補助も、7月以降というちょっと中途半端な期間で対象としているところ、この辺り、どのようなお考えで制度設計をされたのか、いま一度御説明をいただければと思います。