10964【桜井委員】 了解しました。立川市とは、確かに産業に占める農業費の割合であったり、あるいは農業に従事している方の人口であったり、いろいろな部分で違いがありますので、その点は理解をしているつもりです。今回の令和5年度当初予算の中にはこの同じ内容は盛り込まれていないのですが、これに関しても、こうした緊急支援的な内容については、当初予算ではなくて補正予算で対応するというのが市の基本的な考え方だというふうに理解しておりますので、その点は分かるのですが、ただ一方で、この農業費に限らず、例えば商工費なんかにも関連する話なのですけれども、この間の様々な市のこういう臨時補助金であるとか、緊急支援的な対策、これらの状況に対して対応するためのものというのは、これは、コロナがいつまでも続くということはないだろうというふうに思いますので、緊急支援的な位置づけで理解をするのですが、物価高が、これは果たして一時的な現象なのか、あるいはこの間ずっとデフレで物の値段が上がらないできた中で、たまりにたまっていた値上げ圧力みたいなものが一気にここで出たということであれば、これは状況が落ち着けばまた下がっていくのかというのは、ちょっと疑問だなというふうに思っています。そうなったときに、こうした補正予算での臨時の対応ということではなくて、もっと当初予算の中できちんと支援をしていく必要があるのではないか、そういう場面が出てくるのではないか、これは農業費に限らずの話ではあるとは思うのですけれども、今、6款のお話の中ですので、農業費に関して、この点どのようにお考えか、お答えいただけますでしょうか。