10976【田川市民部長】 ちょっと補足をさせていただきます。宮代委員がおっしゃっているのは、かなり広い、大きな意味で5年度をどういうふうに考えるのかというようなところだというふうに思います。この2、3、4年の緊急のコロナ対策というのは、本当に、言ってみればカンフル剤をとにかく打つというふうな形での対策というのを非常にやらざるを得なかったというか、それを何とか必死にやってきたというようなところだったかなというふうに思っています。ちょっと言い方がよくないのかもしれないですけど、漢方薬のような、もうちょっと体質改善のようなところに、令和5年度からはしっかりとまた取り組んでいかなければいけないのかなというふうに思っているというのが、イメージとしてはそういうイメージです。本当に多くの方々が変化を余儀なくされてきたという中で、その中にアジャストしていける方ももちろんいらっしゃれば、なかなかそこが難しいという方もいらっしゃる。市ができる産業振興施策というようなところというのは、やはり多くの事業者さんが、自分たちが業として、なりわいとして続けていけるようにする、そこの土台というか、背景というか、そういったところをサポートしていくということがやはり一番大きなところだというふうに思いますので、今回の予算では特にそういったところを中心に考えていると。
あわせて、今、産業振興計画の見直しという形で、令和5年度はもう2年目に入るわけですけども、そういったところにも、コロナ禍の学びといったところをうまく生かしながらつくっていくというところを今回は重点的に取り組んでいきたいなというふうに思っているところです。
以上です。