10999【吉崎産業振興課長】 今、大野委員がおっしゃられましたとおり、各自治体、このふるさと納税に関しては、特に都市部に関しては流出のほうが圧倒的に多いというところで、各自治体はいろいろアイデアを凝らして対応しているというのが現状かと思います。我々も他市の状況というのは把握をしているところでございます。
その中で、我々武蔵野市としましては、このふるさと納税制度を始めた当初に掲げた3つの基本コンセプトがございます。市の魅力発信、地域産業振興、そして市政の充実と未来への財源確保というこの3つの基本コンセプトに沿った運用をしていくというのが好ましいというふうに思ってございます。その中で、市の魅力発信や地域の産業振興というところで言いますと、やはり市内事業者の皆様の魅力的な返礼品をもっと紹介していきたいというふうに考えてございます。
またもう一方、市の魅力発信、それから未来の財源確保というところで言いますと、寄付金の使い道、使途も、ざっくり子どものためみたいな形にするのではなくて、なるべくどんなことに使うのかというのが寄付する方により伝わるように、詳細をお伝えしていくという取組を進めておりますので、こういった取組を引き続き継続していきたいというふうに考えてございます。