11037【吉崎産業振興課長】 アンテナショップの運営につきましては、過去、薄利多売という言い方をしていますが、要は、大量に仕入れて、それを価格を下げて販売するということをやっておりました。ただ、そのやり方ですと、どうしても在庫がロスしてしまう。在庫が余ってしまうと、さらに価格を下げても利益が出ないような状況で何とかさばこうとする。それでもさばけないものは完全なロスになってしまうというような負の循環が見られましたので、これを改めるということで、まず、仕入れを適正化するというところを徹底してやったというところでございます。それが言い方としては厚利小売というような言い方をしておりますが、基本的には仕入れをまず見直したというところが大きなところでございます。
そういった見直しを行って、経営改善計画も立てて、令和2年、3年と何とか黒字化で好調してきているところではあるのですが、今現在、令和4年度については、なかなか苦戦しているという状況で、少なくとも12月末現在では、令和4年度に関しては、年間の総利益が赤字の状況になっているというところでございます。
以上です。