11055【吉崎産業振興課長】 商店会の補助金ということで、主に企画提案型のところへの御質問ですが、まず、予算を600万から800万にしたというのは、これは実は、コロナ前の金額に戻したというのが実情でございまして、補助金申請の多くが、やはり基本的にはイベントに対する補助が多かったものですから、コロナ禍の中で、各商店会もイベントができないというところで予算が縮小していたところがございます。これが令和5年度については、これまでどおりのイベントをまた復活させていきたいという各商店会の思いもありまして、元の予算に戻しているという実態でございます。
御指摘のとおり、各商店会の組織力というところが弱ってきているのではないかというのは、我々もかなり危惧しているところであります。担当の職員も、年2回ほど、この企画提案型補助金の説明会も実施しておりますが、やはりその説明会も、これまでどおり、ただ説明をするだけではなくて、商店会の方により分かりやすく伝えるような工夫をしておりまして、実際にそれが功を奏しまして、令和4年度、今年度については、今まで御申請のなかった商店会さんも何件か申請をしていただいているというところがあります。担当職員のほうは、かなり各商店会の方に、本当に相談窓口となってお話を親身になって聞いているという、その実態が少しずつ各商店会の方にも伝わってきているのではないかなというふうに思っております。地道な取組ではあるのですが、そういったところを今後も引き続き行っていくことで、少しでも商店会の方に、市もこうやって支援という形でサポートしてくれているのだなというのを実感していただけるような取組を進めていくのが、まず第一歩なのかなというふうには思ってございます。